2010年8月19日木曜日

オルセー美術館展@国立新美術館

体調不良だったが、先週公開終了間際ようやく観に行けた。


チケットブースにも行列が出来ており想像以上の混雑。入場まで70分待ち。熱は下がっていたものの独りで並ぶのはさすがに体力的にきつかった〜






 国立新美術館

設計はご存知、日本のモダニズムの巨匠!黒川紀章「先生」
あの豊田スタジアムを設計した建築家。

スタジアムが竣工し建築雑誌で、それまでの国内スタにはなかった急斜面の2階席の写真を見たときは、「これは日本を代表するスタジアムになるか!?」と思ったものだが、残念ながら02W杯の会場にはならなかった。







ちょっと話がずれてしまったが、、、

それにしても、絵を見るのにこんなに並ぶとは・・・ 盆休み真っ只中で公開終了間際という状況を甘く見すぎていた(汗

会場内もそこそこの混雑。人気の作品の前には人だかり。

本家オルセー美術館のように、のんびりゆっくりと作品を鑑賞するという雰囲気は皆無。。。うーむ、絵画で癒されようというもくろみが崩れ去った(-_-;


ポスト印象派の作品ということで、日本でも人気の高いモネ、セザンヌ、ゴーギャンなどの作品も展示されており、教科書などでも馴染みある作品を直に見ることも出来た。

最も興味深かったのは「室内装飾」としての絵画、ドニやボナールなどの作品。その作風は、その後のアール・ヌーヴォーへの流れを十分に感じ取れる作品だった。



個人的には、印象派以前のネオクラシコ、ロマニズムといった時代の作品が好きなんだが。しかし随分昔になるがオルセー美術館を訪れた時、その館の佇まいが非常に印象的だったので今回もその雰囲気を味わいつつ作品を鑑賞したいと思って来館したが、ちょっとその雰囲気には程遠かったかな(苦笑)


それでも100年以上も前の時代の流れに思いを馳せながら、名画を直に鑑賞することが出来てよかったよ。

パンフレット

ちなみに10月1日からは、これまた日本で人気のゴッホ展があるようです。


ゴッホ展パンフレット




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